【セキュリティニュース】社長の情報漏えいがもたらす結末とは

2年前の2017年9月、アメリカの信用情報提供する大手の会社の社長(CEO)が引退しました。
公開されている情報では、その社長は「引退」と発表していました。

ですが実のところ、その社長はその4か月前にハッキングの被害を受け、情報流出の問題が発生しておりました。
その社長が引退する前に、「最高セキュリティ責任者」と「最高情報責任者」も辞任。

弊社では、漏えい情報を監視するために、いくつかの監視ポイントをクラウドに設置していますが、この会社の漏えい情報は今のところ発見しておりません。
ただ今回、発見した漏えい情報は、その社長のアカウントでした。

社長のフェイスブック、ツイッター、インスタグラムなどのアカウント名が、漏えい情報として、クラウドにアップされていました。

たかが情報、されど情報ですが、漏えいすると会社の信用問題にも繋がりかねません。
セキュリティ対策はもちろんのこと、漏えい後の行動が大事になります。