こんにちは!サイバーリサーチ株式会社の編集部です。
仕事をしている方ならお客様とのやり取りで毎日使うツールがメール。
ただのやり取りだけでなく、見積もり、請求書、契約書など大切な書類についてもメールでやり取りしているかと思います。
受信ボックスを見ると、知らないメールが何百通もが届いたなんて経験のある方が多いのではないでしょうか。
いわゆる、「迷惑メール」というやつですね。
ただ「迷惑メール」は幅広く、かつサイバー攻撃で非常に大事な攻撃手段となっているんです。
なので今回は、迷惑メールのパターンについて紹介していきたいと思います。
この記事を参考に、迷惑メールの知識を深めていきましょう!
そもそも迷惑メールとは
迷惑メールとは、知らない相手から、受信者の意思に関わらず、一方的かつ大量に送られてくるメールのことです。
ある日突然、知らないメールアドレスから色々なメールが大量に届くイメージですね。
この迷惑メール経由でのウイルス感染やフィッシングサイト誘導などの「情報漏洩に繋がるサイバー攻撃」が非常に多いです。
ちなみに、迷惑メールのことを「スパムメール」と呼ぶこともあります。
豆知識として、スパムメールの語源は、イギリスのコメディー番組でのネタから来ています。
迷惑メールが届く理由についてまとめました
なぜ大量の迷惑メールを受信?誰にも教えていないのに「スパムメール」が届く3つの理由迷惑メールの種類
迷惑メールを一括りにされる傾向がありますが、迷惑メールの種類についてみていきます。
迷惑メールはあくまでサイバー攻撃の入り口ということを念頭に置きましょう!
広告メール
迷惑メールの中でも多いのが広告宣伝メールです。
ほとんどの方が迷惑メールフォルダを見ると、広告宣伝の迷惑メールであふれているかと思います。
いろいろなカテゴリーがありますが、代表的なところではアダルトメールや出会い系メールですね。
ちなみに、「楽天から来るメールはどうなの?」という方もいるかと思います。
通常の広告メールは事前に了承を得て送られています。楽天からのメールも基本的に、「メルマガを希望する」という項目にチェックが入っているはずです。
ただ、迷惑メールの広告宣伝メールは、受信者の了承なしに送信されます。
ウイルス添付型メール
迷惑メールの中には、ウイルス添付されているメールもあります。
実行ファイルが添付されており、開いたらウイルスで感染する場合です。感染した結果、パソコンが暗号化されたり、気づかずに乗っ取られた、なんてことがあります。
乗っ取られると、同じネットワーク内の端末を感染させたり、取引先へ勝手に迷惑メールを送ってしまう、などということもあり得ます。
ランサムウェアだと、社内データ全て暗号化されてしまう可能性もあるため、要注意です。
詐欺メール
詐欺メールは他の企業になりすまして、個人情報を引き出す迷惑メールです。フィッシングメールとも呼びますね。
銀行などの金融機関やECサイトになりすまし、本物そっくりのサイトへ誘導し、個人情報を入力させることを目的としています。
個人情報を入力させた結果、勝手に預金をおろされたり、パスワードを変更されたりします。
私自身もこのフィッシングメールは頻繁に届いています。
ちなみに、手口が巧妙になっていて、誘導された先のサイトは、本物とほぼ見分けがつかないくらい似ています。
迷惑メールを受信したらどうすればいい?
答えは非常にシンプルです!
迷惑メールが来たとわかったら、
「開かないこと」
「返信しないこと」
「URLにアクセスしない」
を徹底しましょう。受信をしたら、開かずに削除することが大切です。
面白半分で迷惑メールを開いてみたり、URLへアクセスしたりすることは非常に危険。下手したらウイルス感染の恐れや迷惑メールが今まで以上に届いてしまう可能性があります。
それでも迷惑メールは来るので、その場合は迷惑メールをフィルタリングするツールや機器の導入をオススメします。
まとめ
以上、迷惑メールの種類と対処法について紹介しました。
迷惑メールは別に無視するから、私には関係ない、と思っている方もいます。
ここ最近の迷惑メールは年々巧妙化してきており、目視で見分けることが難しくなっています。
結果的に、情報漏洩の出入り口になってしまうこともあります。
ですので基礎知識を勉強するとともに、メールの対策もしていただけたらと思います。
迷惑メールを受信している方はすでにメールアドレスが漏洩している可能性があります。
ぜひ、弊社の一次調査(無料)を検討してみてくださいね。